友人と親族

お葬式に参加するとき、いつも感じるのが、
友人と親族の扱いの違いだ。
親族は、お通夜の準備から火葬場まで、ずっと参加しているが、
友人は、お通夜とお葬式に、一参列者として参加するにすぎない。

しかし、つきあいの深さから言うと、人にもよるが、
大体は友人のほうが上であろう。
親族とは、決まったタイミング(年末年始、法事など)に会うのがメインだが、
友人とは、頻繁に連絡をやりとりし、遊んだりする。

一緒にいる時間も、故人のいろんな側面を知っているのも、
友人のほうが上だと思っている。
親族は、下手をすれば仕事関係の人間より、つきあいが浅いかもしれない。

それなのに、家族と同じように、最期の見送りをするのだ。
どうしても合点がいかない。
友人だって、その権利はあるのではないか?

血のつながりだけでそこらへんを決めるのは、
かなり横暴だと思うのだが、どうなんだろうか。
結婚式については、友人と親族の違いがそんなにないので、
あまり気にはならないんだけど、お葬式だけは、とにかく引っかかる。

日本が特別なのか、全世界共通なのかはわからないが、
血縁を何より重視して、他人とのつながり、縁を、
軽視しているような気がするのが、自分にとってはひたすら
許せないのである。

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