国際原子力機関の査察官が、ベルギーにある核廃棄物の処理施設で
定期査察を行なっていた際に、そこで事故が発生し、その査察官が
被曝してしまった可能性がある、ということらしく、国際原子力機関は
調査を進めているようである。
事故の詳しい内容はわからないのだが、放射性物質の汚染事故だった
ということで、査察官(3人いたらしい)は直ちに避難し、除染措置も
受けたとのことであるが、被曝状況については調査中らしい。
また、施設自体はベルギー当局によって封鎖されたため、周辺地域への
汚染拡大は起こっていないとも発表されている。
先日、フランスで発生した原子力発電所での事故に続き、今度は
ベルギーでこのような事故が起きてしまった。
しかも、国際原子力機関という世界的な原子力発電の管理機関の
関係者が被曝した可能性があるというのは、なかなかに衝撃的で
あるし、世界中で発生しているこれらの事故に、原子力発電への
信頼が揺らぎ始めているのでは、という思いがする。
安全、安心で、クリーンなエネルギー、そういったイメージで
推進されていた原子力発電であるが、ここまで頻繁に事故が起きる
ということは、もはやそういった謳い文句は虚構のものだと言える。